雪国ツリースポットの恐怖
ツリースポットって何?
雪国生まれや、スキー、スノボをされる方はご存じかと思いますが、先日初めて知りました…
雪がたくさん降った時にできる木の下のくぼみのことで、葉や枝が雪を遮るせいで、雪があまり積もらない部分です。
知らないと死ぬ確率が高い?!
普通に聞くと、「そうだよね、葉が雪を遮るから木の下は積もりにくいよね」って流しそうですが、スキー・スノボをする人にとっては命取りになる重要な話です!
雪がどんどん降り続き、吹雪や大量の雪で積もってくると、表面が平らになりツリースポットが見えなくなります。木の下がまるで落とし穴になっていることに全く気付きません!平らだと思っていた場所でいきなり落ちます。頭から木の下に突っ込むことも多いそうです。
木のそばをあえて選んで通ることはないと思います。しかし人を避けようとしてコース外に出てしまったり、近道するためにコース外を横切ると痛い目にあいそうです。
ツリースポットに落ちたら
- 視界全面が白で、上下左右がわかりません。
- もがけば、もがくほど落ちていくそうです。
- とりあえず、落ち着き口の周りに空間を見つける。空間を作る。
- 新雪は柔らかいので、周りの雪を固めてから這い上がる。
結局のところ、誰かと一緒にお互いを見失わないように滑るのが一番安心です。
雪が多すぎると、コース内の端で転んでも足が埋もれてなかなか抜けないことも多いので、スキーヤーやスノーボーダーは気を付けて楽しみましょう!